【桂林旅行1日目】初海外一人旅で中国の山奥へ(2016年11月3日)
今回は中国・桂林を訪れた時の様子を紹介します。桂林は中国南部に位置し、棚田やカルスト地形など、美しい風景に恵まれています。今回訪れたのは龍脊棚田、漓江、遇龍河です。
目次
高速鉄道で桂林北駅へ
スタートは成田空港でも広州空港でもなく、珠海駅。この時はマカオに住んでいたため、国境を越えてすぐの場所にある珠海駅から陸路で桂林へ行くことに。授業日でしたが自主休講しましたw
出典:中国の地図・白地図 - 全土地図や各省地図のフリー素材
一応地図を貼り付けておきます。
ホームごとに改札が分かれているのが特徴。
ホームがものすごく広い。
乗るのは左側のE2系もどきの車両。
指定された号車に行ったら寝台が並んでいて、間違えたかと思って一旦外に出ましたが、これで合っている模様。
車内の写真を撮り忘れたので日本のブルトレの写真を使っていますが、大体こんな感じ。一つの寝台につき、4名座れるようになっていて、一区画最大8名。春節の時に乗ったら窮屈で地獄でしょうねw
座席に向かったらおばさんグループが座っていて、声をかけたら席を交換する羽目にw
そのおばさんが本来座るはずだった区画には親子がいて、こっちの方が静かだったので結果的には席を交換して正解だった・・・?
桂林までの所要時間は約4時間。桂林に近づくにつれ、独特な形をした山が見えてきました。
桂林北駅に到着。着いたらお昼だったので事前に買っておいたおにぎりを食べました。
駅前に広がる大きな広場が中国という感じ。
路線バスを乗り継いで平安村へ
ここから本日の宿泊地である平安村へ向かいます。
西城路口で別のバスに乗り換えます。
琴潭バスターミナルでまた乗り換え。
ここでバスのチケットを購入。中国語には自信がないので、バスセンターのスタッフの英語が流暢で助かりました。
平安への直行バスはなく、途中の和平でまた乗り換える必要があるとのこと。約2時間乗るのに運賃はたったの26元(約400円)。さっき乗ってきたバスは2元(約30円)なので安くて助かります。
龍勝棚田方面へ行くバスです。結構頻繁に運行されていて、待たずに乗れるのがすごいと思いました。
ツアーで訪れる人が多いためか、公共交通機関でのアクセスに関する日本語/英語の情報が少なく、頑張って中国語で検索したり、Rome2rioやWikitravelというサイトを使ったりして旅程を組みました。
和平に到着。しかし平安村へ行くバスの停留所がわかりませんw
近くにある売店のスタッフに聞いてみることに。
私「すみません、英語話せますか?」
スタッフ「できません」
まあ、そうでしょうねー。日本だって田舎の方に行くと英語通じないことが多いですし。習得した中国語の単語を絞り出して再挑戦。
私「平安村まではどうやって行くんですか?」
スタッフ「1時間に1本の路線バスを待つか、100~150元(だいぶ前なので記憶が曖昧)払って貸切バスを手配する」
最初は理解するのに時間がかかりましたが、筆談を交えながら丁寧に教えてくれました。
さすがに10~20元で済むところ、100元以上払うのはもったいないのでベンチに座って路線バスを待つことに。
地元の人「你好!どこ行くの?」
私「平安村」
地元の人「80元払えば車に乗せて送ってあげるよ」
しかし海外で知らない人の車に乗るのは抵抗がありますし、ぼったくられそうな感じがして断りました。数分後にまたその人が戻ってきて再び交渉。
地元の人「70元ならどう?」
私「うーん。。。」
地元の人「そしたらいくらなら払える?」
私「40元」
地元の人「40元は安いな~」
そしてまた数分後
地元の人「50元ならどうだ。他の旅行者も一緒に乗るよ」
路線バスは1時間に1本という曖昧なダイヤで、いつ来るかわからないバスを待っている間にどんどん日が暮れていきます。他にも乗る人がいるということで渋々車に乗り込みます。
途中のゲートで止められて95元請求されました。最初は何のためかわかりませんでしたが、入村料だそうで。安く行くことはできても、現地でお金を搾り取られるシステムなんですねw村への寄付金だと思えばいいでしょう。
紆余曲折しつつ宿に到着
暗くなる前に平安村に到着。
宿までは1キロぐらいあるので、まだまだ移動します。。。
街灯がなさそうなので、のんびり写真を撮っている暇はありません。
ようやく宿に到着。朝の7時に出発して、着いたのは18時。一日中移動して疲れました。
最初の方にマカオに住んでいると書きましたが、マカオに来るときは家族と一緒だったので、完全に一人で遠出するのは今回が初めて。どうして中国の山奥を最初の旅行先として選んだのでしょうw
部屋が空いてたのでツインルームに変えてくれました。宿泊費は128元(約2000円)で中国の感覚では安いのかわかりませんが、一応周辺の施設の中では安かったはず。
疲れ果ててもう休みたい気分ですが、素泊まりなのでこれから飯を食べに行かないといけませんw
開いてたお店に入って注文したのはこの辺の名物である竹筒飯と野菜炒め。これは美味かったです。
夜の平安村の風景。オフシーズンなので人はまばら。棒の両側にバケツを吊るして歩いてる人がいて、まるで映画のような世界。
没有飯店とは一体w
宿に戻って明日のルートを確認。
明日は日の出を見た後、山を越えて大寨という場所を目指します。地図によれば4時間かかるとのこと。