【日本縦断48日目】2018/10/20 富山地方鉄道
今日は富山地方鉄道(地鉄)の旅なので自転車旅行要素はゼロ。地鉄の観光列車3つを全て撮影するのが本日の目標。
まずは富山駅近くで撮影。朝早かったのと、雨のせいで暗くて撮影するのが難しかったです。こちらは元東急の車両。
元京阪の車両。
少し歩いて稲荷町駅から乗車します。ここで地鉄観光列車フリーきっぷを購入。全線で使えるわけではないので、宇奈月温泉や立山までは行けません。
ホームに上がったら早速観光列車の一つであるダブルデッカーエキスプレスに遭遇。一般車と違い、中間に二階建て車両が連結されています。
お局様こと14760形。お局様の後ろにある東急の車両は予備車でしょうか。ちなみにお局様というあだ名は迷列車北陸編の動画が発祥です。
10030形に乗車して不二越・上滝線経由で岩峅寺駅へ。学生の乗り降りが多かったです。車内は転換クロスシート。
ちょうど立山線の列車が両方向から来ました。
駅舎。そういえば地鉄は映画『RAILWAYS』のロケ地になって沿線各地で撮影が行われましたが、岩峅寺駅もその一つです。
駅から少し歩いたところにある撮影地へ。いきなりお目当ての列車がやってきました。
次の観光列車が来るまで普通列車を撮影。指の感覚がなくなるぐらい寒くて、待っている間は近くの物産館で休憩しました。
2つ目の観光列車は元西武特急レッドアローのアルプスエキスプレス。西武鉄道からの引退後、床下機器は2代目レッドアローの西武10000系に使い回されました。地鉄に譲渡されたこの車両も例外ではなく、車体だけもらいました。そのため各鉄道会社から廃車発生品を寄せ集めて走らせたわけです。アキバで部品を寄せ集めて組み立てた自作PCのような車両ですw
駅に戻る途中、ダブルデッカーエキスプレスが折り返してきました。
乗る列車はなんと先程のアルプスエキスプレス。この列車は普通列車としての運行なので特急料金なしで乗れてしまいます。
水戸岡さんがデザインした列車なので、中は九州の列車によく似ています。
終点までは乗り通さず寺田駅で途中下車。
この古い感じがいいですが、この駅には他にも特徴があります。
寺田駅は本線と立山線の分岐駅ですが、分岐の途中にホームがあるのでホームの幅が無駄に広いです。更にそこに待合所?があるのも面白い点です。
列車待ちの間に来たヘッドーマーク付きの電車。ちてつ電車フェスティバルが11月4日に開催されるみたいですが、その頃にはもう北陸を抜けているはずです。
富山駅に戻ってきました。
再びやってきたアルプスエキスプレス。
頭端式ホームの先に大型商業施設があるのが私鉄のターミナル駅らしくて好きです。
こちらがJR富山駅。新幹線の開通に合わせて新しくなりました。
反対側の北口は工事中で簡素な感じです。
続いては地鉄の市内電車へ。駅の中まで乗り入れている光景がどことなく小倉駅に似ています。
多種多様な電車がひっきりなしにやってきて飽きません。
3つ目の観光列車はレトロ電車。
これもまた水戸岡さんがデザインしました。
レトロ電車に揺られて南富山駅へ。
鉄道線との乗換駅です。今回は元東急の17480形に乗れませんでしたが、新しいので乗る機会はまだあるでしょう。
再びレトロ電車と同形式の7000形に乗車。はっきり言ってレトロ電車をはじめとする水戸岡デザインの車両は座席が固くて座り心地が良くないので、このような普通の座席の方が落ち着きます。
中に入りましたが、思ったより小さかったです。頂上は金網があって撮影には不向き。
富山城をバックに撮ろうと思いましたが、思い通りの構図にはならず。
大学前駅まで行って市内電車完乗。広告電車は全国各地の路面電車で見られると思いますが、屋根の上に広告があるパターンは初めてです。
またレトロ電車が接近してきたので富山大橋に行って撮影。併用軌道なので仕方ないですが、見事に被られましたw
少し雨が降ったと思ったらすぐに止んで、二重の虹が見られました。薄くて少しわかりにくいかもしれません。
虹とレトロ電車の共演。
虹が見えなくなったところで富山駅に戻りました。
今回は時間がなくなって乗れませんでしたが、最後に富山駅北口で富山ライトレールを撮影。
今は独立して運行されているライトレールですが、2020年に地鉄の市内電車と一体化することになり、南北につながります。完成したら再訪問したいです。
地鉄を一日中撮影できて充実した一日になりました。
明日は富山県を出て石川県へ。
出費 | |
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観光列車フリーきっぷ | ¥1500 |
コンビニ | ¥303 |
富山城 | ¥400 |
アルビス | ¥984 |