【日本縦断1日目】2018/9/3 稚内~浜頓別
ここはホタテの貝殻を敷き詰めていて白い道と呼ばれています。
坂が急で道が狭く、おまけに凸凹していて滑りやすい道なので、自転車ならマウンテンバイクに乗るか、歩いて登った方が安全だと思います。車でも行けないことはないですが、離合するのが大変だと思います。
開けた場所に出ました。休憩用にベンチもあります。
周辺は私有地なので道から逸れるのは厳禁です。
丘、海、山、風力発電所、牧草地・・・たまりません。
Windows XPの壁紙のような景色で感動しました。
もうちょって進んでみたかったですが、この先のことを考えて引き返します。
はい到着、帰りましょう。
・・・ではなく、ここからが本番です。
ここはまさに旅人の聖地で、今日も自転車やバイクで旅行している人が来ていました。
向こうに見えるのはサハリンです。
この辺は日本最北端の食堂、日本最北端の郵便局など、日本最北端の○○がたくさんあります。
しっかり最北端到達証明書を入手して出発。
オホーツク海側に出た途端、急に向かい風が強くなって全く進みません。
軽いギアを使って苦戦しながら猿払村に入りました。
このまま近くのキャンプ場に行きたい気分でしたが、風が強くてテントが張れなさそうなので進むしかありません。
ここから音威子府まで天北線の廃線跡巡りが始まります。
まずは鬼志別駅。
現在はバスターミナルの待合室となっている建物の中にお宝が保存されています。
お目当てはこちらです。飛行場のない飛行場前駅の看板です。
実物を見られて満足したところで今度は飛行場前駅の跡地に行ってみます。
その前に猿払村の名産品であるホタテを食べようと思って道の駅へ。
お金にあまり余裕がないのでホタテフランクを食べましたが、ホタテの味があまりしなかったので、素直にホタテめしを買うべきでした。
そして飛行場前へ。
バス停の名前はそのままです。
こういう扉付きの待合室を見ると野宿できそうと思ってしまうのが自転車旅行者あるあるかもしれません。
一本裏に入ったところに飛行場前駅の跡地がありますが、草に覆われて何も見えません。辛うじて駅名票の枠が見えるぐらいです。
駅前の景色。国道沿いには民家が数軒ありますが、奥の方には何もありません。
ちなみに天北線の廃線跡はサイクリングロードになっていますが、熊が出たためか現在は通行止めです。
飛行場前駅をあとにして今晩の宿へ向かいます。
国道から見えるこういう何気ない景色が結構好きです。
この奥にライダーには人気の超長い直線道のエサヌカ線がありますが、風が強かったのと日が暮れそうだったのでパスしました。
晴天の日にオロロンラインを走れただけでも十分です。
向かい風と格闘しながら浜頓別町に入りました。
横を見たら雲がきれいに広がっていて思わず立ち止まってしまいましたが、暗くなるので先を急ぎます。今思えばこの雲が地震の予兆だったのでしょうか。
なんとか日没前にクッチャロ湖畔キャンプ場に到着。
蚊の数が半端無くて設営中に何度も邪魔されました。
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